物件検索あれこれ

最近の住まい探しは、インターネットによる検索ができてとても便利です。しかし便利すぎてたくさんの物件に目移りして時間ばかりかかり、探すだけで疲れてしまうことになりがちです。最初に選択肢を絞り込んでおくと楽しく住まい選びができます。実際に不動産店の担当者に相談する前に、まずは条件をご自身の中で確定しましょう。

【賃貸住宅の探し方】

vol.1一人暮らしの賃貸住宅を探すときの検索サイトの条件設定 

<一人暮らしの住まいを探すときの条件は、心も身体も「健康に暮らす」ことが基本。>

初めての一人暮らしで賃貸物件をネット検索するときは「室内洗濯機置き場あり」を条件にする

 1.まず住みたいエリアを決める

まずは自分が住みたいエリアを駅名で選びます。通勤通学に便利な沿線で発着数の多い快速停車駅などで一駅に絞りましょう。

物件検索サイトでは一番にここを決めるようになっています。エリアを広く(選ぶ駅を多く)しすぎると、たくさんヒットして選びにくくなるので、以下の条件で健康に暮らすための部屋が見つからなかったときに変更できるように希望エリア(駅)を優先順に決めておいて、あとから変更しましょう。

 2.賃料の上限を決める

お金は大切。毎月払う家賃の上限をきちんと決めましょう。これから生活を送るために「お金にゆとり心にゆとり」を持つことが心身健康に暮らす第一歩です。

 3.専有面積

収納スペースなどある程度広さにゆとりを持つことで掃除・洗濯・自炊が楽になり清潔な部屋で健康に暮らすことができます。

 4.駅徒歩何分

駅が近ければ便利ですが、静かさや日当たりを手に入れて健康に暮らすことは大事です。けれども“歩けば健康”とはいきません。通勤通学買物、悪天候の日はどうするかも考慮に入れて、駅とバス停からの距離を設定しましょう。時刻表のチェックも重要です。通勤通学にかかるストレスが健康生活の妨げになるかもしれません。駅近で便利な場所はスーパーマーケットやコンビニも近くにあります。

 5.築年数

古くてもメンテナンスのいい物件はありますが、地震、防犯など一人暮らしの安全性を確保することも考慮しましょう。安心して暮らすことも心身の健康には大切なことなのです。

 6.情報公開日

新しい情報でないと入居できる物件に出会う確率が減ってしまいます。

 7.最後にこだわり条件を一つ

ここで「室内洗濯機置き場あり」を選びましょう。洗濯機置き場がきちんとしてると水漏れの心配が軽減されます。都市部では、賃料の上限によって、築年の古い洗濯機置き場の無い間取りの物件がヒットしてしまうことよくあります。寒い季節のことも考慮して、こまめに洗濯できる清潔な環境が健康な暮らしに必要です。これを最低条件にしておくと検索結果から極端に古すぎたり狭すぎたりする物件が除外されるので選びやすくなります。

 ☆以上をまとめた検索条件の一例

  1. JR鹿児島本線 博多駅(そのほか例えば、地下鉄空港線 天神・赤坂・大濠公園、西鉄天神大牟田線 薬院・西鉄平尾‥等)
  1. 管理費含む上限5万円
  2. 20㎡以上
  3. 駅徒歩10分以内
  4. 築年数30年以内
  5. 公開一週間以内
  6. 室内洗濯機置き場あり

これで検索条件にヒットする物件は30件以下になりますから目移りせず探せます。

健康に暮らすための住まいが見つからないときは、賃料の上限は超えられませんから、同じ条件で「1.沿線と駅」だけ優先順に変更して再検索してみましょう。

気になった物件の詳細を確認して希望物件を絞ります。この物件を紹介している不動産会社に問い合わせて空室を見せてもらうことになります。サイトに掲載されている間取りは見る人が分かりやすいように間取り作成ソフトで作成されたものがほとんどですから、それぞれの寸法も縮尺どおりではないのです。実際に部屋を見てこれからの生活をイメージしましょう。

◎物件探しで重要なのは、信頼できる担当者に出会うことです。サイトで見つけた物件が必ず空室であるとは限りません。不動産会社は自社管理でなくても仲介できますし、非公開や新着の物件があれば、逆にサイトで見つけられなかった希望に近い物件を紹介してもらえる可能性もあります。条件に合った部屋に住めるかどうかは担当者の熱意次第です。すでにご自身の中で希望する条件の整理がついていますから、担当者にも適切に希望を伝えることができます。また、妥協できるポイントについてもアドバイスしてもらえます。プロの意見を大いに参考にしましょう。

◎最後に「縁」を信じましょう。出会いを大切にして決断してください。ネット検索はあくまでも住まい探しの入口です。

◎「住まいに希望する条件を自分の中できちんと整理する」「信頼できる担当者を見つける」この二つが整えばきっと良い住まいが見つかります。

 

【賃貸住宅の探し方】

vol.2二人暮らしの賃貸住宅を探すときの検索サイトの条件設定 

<二人暮らしの住まいを探すときの条件は、「お互いの時間を尊重する」ことが基本。>

二人暮らしの賃貸物件をネット検索するとき「二部屋の間取り」を条件にする

 1. 住みたいエリアを決める

二人で住みたい街ランキングを出し合って楽しく優先順位をつけましょう。

実際に検索ときは「沿線・駅から」探します。通勤ストレスを極力軽減するために快速列車が止まる駅を指定して探すことができます。

 2.賃料の上限を決める

お金は大切です。毎月払う家賃の上限をお二人で事前に話し合ってきちんと決めましょう。

 3.間取りと面積を指定する

一人暮らしなら面積で選べましたが、お互いの時間を尊重するために独立した部屋が二部屋ある間取りが最適です。二人分の収納を考えて最低限の広さを決めておきましょう。

 4.駅徒歩何分

通勤と買い物の便利を考えて公共交通機関の駅バス停からあまり遠くないほうが賢明です。

 5.築年数

新しすぎる建物はどうしても家賃が高いので、二部屋を確保するために少し古くてもいいぐらいの設定にしましょう。

 6.情報公開日

新しい情報でないと入居できる物件に出会う確率が減ってしまいます。

 7.最後にこだわり条件を一つだけ

一人暮らしと同じくここでも「室内洗濯機置き場あり」を選びましょう。家事分担でストレスのない生活を送るために大切です。

 ☆以上をまとめた検索条件の一例

  1. JR鹿児島本線 博多駅(そのほか例えば、地下鉄空港線 天神・赤坂・大濠公園、西鉄天神大牟田線 薬院・西鉄平尾‥等)
  2. 管理費含む上限6.5万円
  3. 40㎡以上 間取り2Kor2DKor2LDK
  4. 駅徒歩10分以内
  5. 築年数35年以内
  6. 公開一週間以内
  7. 室内洗濯機置き場あり

この検索条件にヒットする物件は多くても10件以下、都市部では二部屋の間取りは少ないので迷いすぎて疲れることはないはずです。二人暮らしは若いカップルだけが対象ではありません。利便性のいい都市部への転居を希望するシニア世代、ルームシェア、バリアフリーなど希望は様々です。最終的に不動産店の担当者のアドバイスを参考にすることになるので、前述と同じように「希望する条件をきちんと整理」することが大切なのです。

 

【売買物件の探し方】

家を買いたいときの検索サイトの条件設定 

<家族の住まいを探すときの条件は、「子供のための環境」を第一優先にすることが基本。>

家族用マンション・一戸建ての売買物件をネット検索するときは「通いたいと思う小学校の学校区のエリア」を条件にする

さて、賃貸物件は迷わないための検索条件設定が容易に見つかりますが、売買物件の場合はそうはいきません。引っ越し資金やローンの返済計画など悩み事が膨大です。しかし、ご家族が「家を買いたい」と思った時が買い時なので、迷う時間も幸せな時間になるように不動産店に相談する前に希望する条件を絞っておくことが大切です。

マンション派、戸建て派、中古派、新築派、いろいろあってもただ一つ「住みたい街」だけまず決めましょう。

ネット検索で売買物件を選ぶときは、小学校の学校区を調べて町名を指定します。子供のための環境が良い地域は大人にも住みよい環境といえます。小学校に通うお子様がいないとしても、売買物件の場合は将来の利用計画を視野に入れて考えましょう。小学校の通学に便利な場所は家族向けに貸したり売ったりしやすいものです。

町名を指定すると、その他の条件を何も入れなくても物件が少ないので一覧で見ることができます。価格の高い順に並べればその地域の相場が分かりますので、予算を決めて不動産店に相談に行きます。大きな買い物に不安なことも多いと思いますが、法律が整備されている今、不動産の値段は案外正直なので、金額に疑問を持ったときは迷わず担当者に聞きましょう。価格の根拠についても丁寧に説明してくれます。幸せな家探しを手伝ってくれる担当者に出会いましょう。